DAIWA PIER39に続く新ライン「DAIWA LIFESTYLE」を解説します！
近年では釣り具の総合メーカーである「DAIWA」より、釣りという趣向から生まれたリアルクローズライン「DAIWA PIER39」が注目を浴びています。そして昨年11月には「DAIWA PIER39」に続く新ラインとして「DAIWA LIFESTYLE」が始動し、再注目されています。
そんな「DAIWA LIFESTYLE」とは、どんなブランドなのでしょうか？この記事では、「DAIWA」から生まれたラインについてを紹介するとともに、「DAIWA LIFESTYLE」のアイテムの特性も交えながら解説していきます。
DAIWAが展開するアウトドアファッションライン
フィッシングのイメージが強いDAIWAですが、ファッションラインは機能性だけを追及したブランドではありません。DAIWAから初めて出たファッションブランドは、タウンユースを意識したD-VECです。その後、都市とアウトドアを繋ぐようなファッションを目指すDAIWA PIER39、最新ブランドのDAIWA LIFESTYLEと続きます。まずは、それぞれのブランドの概要をみていきましょう。
DAIWAの始まり
DAIWAの始まりは、輸出するための釣り用リールの製造です。1958年に創業し、事業を発展させ、1962年には自社ブランドのDAIWAを立ち上げます。釣り具だけではなく、スポーツ用品の製造も行っており、人々にも広く知られています。「Feel the earth.」をスローガンとし、釣りを始めとするスポーツを通して地球を楽しむことができるような取り組みを行っています。
D-VEC
一見ファッションとは、無縁に見える歴史のあるDAIWAですが、2017年の3月にファッションブランド「D-VEC」をスタートさせました。釣りに関する技術を応用して、都市で暮らす人々が雨や風を感じ、楽しめることを目指したブランドです。
DAIWA PIER39
2020年に誕生したDAIWA PIER39は、「大都市と都会をシームレスに繋ぐ架け橋というコンセプト」で展開するファッションブランド。フィッシングを楽しむための機能性をもちながら、都市生活も満喫できるようなファッション性を兼ね備えたアイテムを多く展開しています。
DAIWA LIFESTYLEの始動
2022年11月23日よりローンチされたDAIWA LIFESTYLEは、DAIWA PIER39に続く新ラインとして大きく注目を浴びています。DAIWA LIFESTYLEのアイテムは、アウトドアを愛する、すべての人たちへ向けて提案されています。フィッシングやキャンプなどに固執せず、 アウトドアの様々なシーンをシームレスにつなぐマルチフィールドラインとして、さまざまな天候や気温の変化に対応したアパレルやギアを発表しました。これまでのファッションラインとは異なり、ミニマルな雰囲気でまとまっているのもポイントです。
アウトドアシーンでの使用を想定したプロダクト
DAIWA LIFESTYLEのアイテムは、基本的にアウトドアシーンを意識して作られています。アウトドアファッションブランドではお馴染みのGORE-TEX®や優れたベンチレーション、防水性の高い止水ジッパーなど、機能性の高いポイントが多いのが魅力です。機能性だけではなく、アウトドアに最適なシルエットにこだわったり、持ち運ぶ時の形状まで考慮したりと、痒いところに手が届くようなこだわりもぜひ注目してみてください。
キーカラーはダークネイビーブルー
DAIWA LIFESTYLEの特長のひとつは、カラーリング。全てのアイテムをダークネイビーブルーで統一しています。ジップワークなどのディティールまで統一されており、モダンな印象を与えます。アウトドアウェアらしい無骨なシルエットでありながら、ロゴの主張を最小限に抑え、シンプルなデザインとなっているのがポイントです。上品なアイテムと合わせたり、タウンユースにも使える一味違ったアウトドアウェアデザインが注目されています。
アイテム毎に異なるサイジング
アウトドアウェアはサイズ感が大きめな印象がある方も多いかもしれませんが、DAIWA LIFESTYLEはアイテムごとにサイズ感が異なるのが魅力のひとつ。インナーはアウトドアを想定したレギュラーフィット。アウターはゆったりめなサイズ感とアウトドア時を想定した作りになっています。アウターは、機能性を重視しながらもボリュームが出すぎないシルエットとなっているため、アウトドアウェアに多い、丸みのあるシルエットとは印象が異なります。
また、DAIWA PIER39と比べると、シャープなシルエットになっています。体にフィットしながらも、タイトではなくシャープなサイジングのアウトドアウェアは、洗練された雰囲気のアイテムを探している方におすすめです。
ウェア以外にも
ウェア以外にも多くのアイテムを展開してしています。キャップやグローブ、バックパックのアクセサリーから、クーラーボックスケースといったギアも展開しているのが特徴。グローブは防風性・透湿性に優れているのはもちろん、付け心地にもこだわって作られており、キャップは強度や防水性にこだわって作られています。
中でも注目されていたのが、クーラーボックスケースです。クーラーボックスをカスタムできる収納バックとなっており、撥水性や強度が抜群。全てのアイテムを併せて、現在46モデルがラインナップされています。気になる方はチェックしてみてください。
パッカブル仕様
全てのアイテムはスタッフサック付きで、持ち運びが簡単なのも嬉しいポイント。荷物の多いアウトドアシーンに最適です。コンパクトに持ち運ぶことができるため、バッグに備えやすく、荷物を入れ替える時にも汚れが付きにくいのが特徴です。改めてスタッフバッグなどを用意する必要がなく、すぐに出し入れできる構造なのは、アウトドアに出かける方にとっては非常に魅力的でしょう。
「PRO」と「BASE」の2ライン
DAIWA LIFESTYLEのアイテムは2つのラインで構成されています。2つのラインの大きな違いは採用されている素材。どちらもアウトドアの環境下で活躍する優れた機能性をもった素材を使用しています。自分が使用する環境に併せてラインを選べるのも嬉しいポイントですよね。ここからは、2つのライン「PRO」と「BASE」について詳しくみていきましょう。
GORE-TEX®を用いた「PRO」
PROには、GORE-TEX®が使われています。GORE-TEX®は、防水性・防風性に優れており、水分や風の侵入をさせず、体が冷えるのを防ぎます。フィッシングを基軸に作られたブランドであるDAIWA LIFESTYLEが考えるのは、体が冷える一番の原因はウェア内に水分が侵入することだということ。そのため、超極薄フィルムによって水や風の侵入を防ぐGORE-TEX®を採用しています。
例えば、アウターシェルでは、優れた防水透湿性を誇るGORE-TEX®によってオールシーズン活躍できるアウターに仕上げられています。立体裁断を採用して動きやすさを重視して作られているのもポイントで、トレッキングからウィンタースポーツまで活躍できるアイテムです。
RAINMAX®やバリアテックを採用した「BASE」
BASEはRAINMAX®やバリアテックなどの高性能素材を使用したラインです。DAIWAオリジナルの防水透湿素材であるRAINMAX®は、衣服内の群れを外に放出し、ウェア内部に水を通さない生地構造となっています。水の侵入を防ぐため、急な雨天やフィッシング中のも水しぶきでも濡れるのを防いで、衣服の内部を快適に保ちます。
バリアテックは、生地の裏にポリウレタンのフィルムを張り合わせることで外からの風を防いで、ミクロの穴から汗の湿気を外へと放出してくれます。BASEのアウターシェルは防水透湿素材のRAINMAX®が採用されています。デザインはPROとほぼ同じですが、脇下には通気ホールが加えられており、快適な着心地が追及されています。価格もPROに比べて手ごろなため、手ごろに機能性の高いアウターを揃えたい方はチェックしてみてください。
DAIWA LIFESTYLEの人気アイテム
DAIWA LIFESTYLEのアイテムの中でも人気があるのは、GORE-TEX®プロダクトが採用されたアイテムです。天候や気温の変化にも対応しやすい機能性が人気を集めています。水・風・湿気などにしっかり備えてあり、自然や都市など、さまざまな場所で快適に過ごせるよう設計されています。それでは、各アイテムについて詳しくみてきましょう。
EXPEDITION DOWN PARKA GORE-TEX
出典 daiwa-product.com
機能性の高いGORE-TEX®が使用されたパーカーは、寒冷地用にデザインされたアイテムです。GORE-TEX®の中でも軽さが特徴のGORE-TEX PACLITE®。表生地の75デニール・ポリエステルとGORE-TEX®の二層構造となっており、防水性・防風性にも優れています。スマートなシルエットながら、保温性の高いダウンジャケットです。
機能性も高く、左右対象に腕にポケットが付けられており、フィッシングパスなどのカード類を収納するのに役立ちます。キャンプギアや地図などの大きなアイテムは、フロント左胸の大きなジッパーポケットに入れることができます。快適に着られて、アイテムの出し入れも考えられたアウターを探している方にぴったりのアイテムです。
SHELL PARKA GORE-TEX
出典 daiwa-product.com
GORE-TEX®と、75デニールリサイクルポリエステルの表生地に耐久性の高いトリコットの裏地を合わせた3層構造のアウターです。防水性と防風性が高いだけでなく、透湿性も備えているため、蒸れるのも防ぎます。フードは一体型で、立体裁断に作られているため、動きやすいのも魅力です。
また、フィッシングのための極細アクアガードコンシールファスナーポケットが7つ装備されています。フロントの両脇に大きなポケットがあり、右裾にはスマートフォン用のポケットも配置されているため、フィッシング中も効率的に動くことが可能です。シルエットもスマートで、ゴワゴワとした嵩張るアウターが苦手な方にもおすすめですよ。
DOWN VEST GORE-TEX
出典 daiwa-product.com
ボリュームがありながらも軽量に作られているダウンベストです。75デニールポリエステルの表生地とGORE-TEX®が組み合わせられたPACLITE®プロダクトのアイテムです。防水性の高い構造ですが、環境に配慮された撥水材が使用されているため、フィッシングなどの濡れやすい環境にぴったり。
ベストではありますが、フロントに配置されたポケットは収納力が高いのもポイントです。首の周りにしっかりとボリュームがあり、風の強い場所へ出かける時のお供にも最適です。軽量でパッカブル使用のため、キャンプやフィッシングなどに持っていくのもおすすめです。
BACKPACK
出典 daiwa-product.com
CODURA 100dクラスのミニリップ素材を使用したバックパックです。耐久性が高く、水も通しにくいため、フィッシングやキャンプに最適。摩擦や引裂きに強いため、枝などが引っかかっても破れにくく、強度は抜群。
マルチストラップがデザインされており、パーツを付け加えることで、カスタムできます。PCケース用のスリットも完備されているため、普段使いにも。フロントスリットは、下部までファスナーを下げて大きく開くことができるため、荷物の収納や出し入れにも便利です。
BUCKET HAT GORE-TEX
防風性と透湿性を併せ持つバケットハットです。環境配慮型の撥水剤が使われているため、小雨や水しぶきにも対応可能。ストレッチの効いたリサイクルナイロンの表生地とポリエステルの裏地にGORE-TEX®を組み合わせた3層構造です。デザインはシンプルなため、どんなコーディネートにも合わせやすく、アウトドアだけでなく、タウンユースにもマッチ。天候や気温に関わらず、どんなシーンにも使えるバケットハットは1つ持っていると重宝しますよ。
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最後までお読みいただきありがとうございました。人気のDAIWA PIER39に続く新ラインであるDAIWA LIFESTYLEは、すでにファッションシーンからも大きく注目を集めています。機能性の高いGORE-TEX®が採用されたアイテムは特に人気が高く、アウトドアから日常のシーンで大きく活躍すること間違いありません。DAIWA LIFESTYLEの2023S/S COLLECTIONにも期待しましょう。
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DAIWA PIER39の買取について
この記事を書いた人
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